面接や説明会で寄せられた採用にまつわる、よくある質問をまとめています。企業選びの参考にしてください。(データは2015年のものです)
- 営業や事務部門、開発部門との比率はどのようになっていますか?
-
営業部門はなし。事務・管理部門は最小限に。
これまでの多数の経験から得た「営業が間に挟まると、伝言ゲームになってしまって、本当にお客様が望むものとは違うものになってしまう」「本当に良い物を作れば、こちらから売り込まなくてもモノは売れるはずだ」という考えから、当社には営業部門が存在しません。
事務・管理部門も最小限にとどめ、開発部門の担当者が顧客と直接やり取りを行うことで、きめ細やかなヒヤリングと迅速な対応が行えるようになり、ニーズにマッチした最適なシステムを提案ができる形となっています。
以上から、当社の現在の部門別人員比率としては以下のようになると思います。
(本来営業にかかるコストが浮くことになりますが、それについてはできるだけ社員に還元するというスタンスを取っています)営業部門:事務・管理部門:開発部門 = 0:1:9
- 営業がいないと、仕事がなくなったりしませんか?
-
当社が誇る「高品質」が仕事を呼び寄せる。
営業は不要という傲慢な姿勢の会社ではあるものの、これまで真摯に本当にお客様が求める良い物を適正価格で納めさせていただいたお陰で、既存のお客様から定期的にリピート発注をいただくのは勿論、お付き合いのある会社の方からご紹介をいただいたり、どこからか噂を聞きつけて当社に仕事を任せたいと突然ご連絡があったりします。
当社のキャパシティ的な問題で、全てのお仕事を請けることは出来ないのですが、請け負った仕事は誠実に、確実に、納期内に完納しています。
- 会社の売りは何ですか?
-
技術力と、組織のシンプルさ。
当社では「他社でもできることはしない。当社にしかできないことをする」「顧客に名指しで頼られるような技術者になりなさい」という考え方で事業を進めていますので、ある程度の個人差はあるものの、競合他社と比べても技術レベルは総じて高いと自負しています。
当社では本当に当社の技術力を必要としてくれるお客様とだけお付き合いを進めるようにしていますが、その結果、高速なレスポンスが要求されるシステムや、深い理解と高い信頼性が求められるようなクリティカルなシステムを求めている、名だたる大企業様から多くのお仕事を頂くようになりました。
この姿勢は今後も堅持するものとし、薄利多売は行いません。
また、組織についても前項で挙げたように、不要な部門は廃止して、従来の会社にあったような無駄な慣習(年功序列、承認フロー、厳しい規則等)を極力排除したり、会社の数字や評価制度を透明化するなど、「わかりやすく、論理的で、公平であること」をモットーに、できるだけシンプルな構造になるように努めています。
- 財務状況は健全ですか?
-
日本企業の上位6.6%内に入ります。
国の機関の一つである、とある金融機関が当社を審査した際、財務状況の偏差値は65という高い数値でした。これは全国の企業の中でも上位6.6%内に入っていることを示します。
原則的に毎年営業利益率を20%以上は確保しており、自己資本比率も常時70%以上と高く、安定しています。
一例を挙げますと、一般的に150%程度あれば財務上健全と言われている流動比率や当座比率が、安定して500%を超えています。興味のある方はこれらの数字がどういった意味を持つか、上場企業などと比べてみてください。
- 従業員の平均年齢や男女比を教えて下さい。
-
平均年齢は30歳、男女比率は8:2。
入退社や年度によって流動的ではありますが、比較的最新の状況は社内アンケートを参考にしてください。
- 評価・査定制度はどうなっていますか?
-
皆が納得できる公平かつ客観的な評価制度を目指しています。
当社では、論理的でないシステムは極力排除して、皆が納得できるような仕組みづくりを心がけています。
評価制度としては年功序列や所属年数よりも、原則的に個人の能力や頑張り具合を重視して評価するようなシステムになっており、半年に一度、業績評価の面談(査定)を行います。これに加えて、もちろん個人の能力と実績にもよりますが、その際に約6割の人間が半期ごとに平均2.5~5%程度(年間で合計5~10%程度)昇給する仕組みとなっており、技術を極めたい人は管理職等にならなくても上級エンジニアとしてどんどん高い待遇を得ることも可能です。(いずれも、会社業績によっては数字が多少変動することがあります)
なお、いわゆる役職手当や在籍期間に応じて支給される経年手当などがこれとは別に支給されます。上司や個人だけの一方的な評価ではなく、周りからの声も含めた公平な評価制度とすることで、できるだけ不平不満の出ない評価結果が出るようにしています。
- 手当や福利厚生にはどのようなものがありますか?
-
ユニークなものも含めて、多数の手当・制度を用意。
当社では職場環境だけではなく、従業員のプライベートも充実してこそ仕事で最大のパフォーマンスを発揮できるのではとの考えから、状況や要望に応じて様々な手当が追加されてきました。その結果、各種社保完備はもちろんとして、現在は以下のような手当や制度を用意しています。
- ・役職手当:一定の職務以上において、職務に応じた手当が支給されます。
- ・通勤手当:月額3万円を上限として、通勤交通費が支給されます。
- ・経年手当:在籍期間に応じて、手当が支給されます。(いわゆる「定昇」に相当)
- ・出張手当:宿泊を伴う出張が発生した場合、宿泊日数に応じて宿泊費とは別に一定額が支給されます。
- ・地域手当:地域ごとの物価の差等を考慮し、勤務地に応じて基本給に対する一定の料率が支給されます。
- ・住宅手当:勤務地より一定の圏内に居住する場合、家賃の一部が支給されます。
- ・家族手当:結婚や出産により、毎月一定額が支給されます。
- ・資格手当:取得した資格に応じて、最大3つまでの資格手当が支給されます。
- ・スポーツクラブ利用補助制度:健康増進のため、通常価格に比べて約1/3~1/4程度の価格で当社指定の提携スポーツクラブを利用できます。
- ・人間ドック受診制度:年齢に関わらず全社員が健保指定の簡易人間ドックを毎年受診します。
- ・食べ放題制度:社内に常設されているミネラルウォーターや駄菓子類が無料で飲み放題・食べ放題です。
- ・保養施設:全国に存在する10以上の提携保養施設が格安で利用できます。
- ・旅行料金:指定の旅行会社から予約することで、旅行料金の一部が負担されます。
- ・レストラン:指定レストラン、寿司店などが格安で利用できます。
- ・テーマパーク:年に1回程度、国内のテーマパークが格安で利用できます。
- ・おしぼり:デスクワークでの疲れ目を癒したりリフレッシュのために、温かい・冷たい布おしぼりが使い放題となっています。
- 資格手当について詳細を教えて下さい。
-
資格手当は半永続的に毎月給付します。
お客様にシステムの提案を行うにあたり高度な知識が必要になることも多いため、当社では資格の取得を推奨しております。資格取得者には資格毎に定められた額の手当を毎月支給します。
(例)基本情報技術者:月3,000円、応用情報技術者:月8,000円、Oracle Master Gold:月10,000円、プロジェクトマネージャ:月20,000円など当社は最大3つまでの資格手当を同時に受給できるため、例えば上記4つの資格を保有している場合、毎月38,000円が支給されます。(最大で月額27万円まで受給可能)
- ボーナス(賞与)はありますか?
-
業績に応じた決算賞与を支給します。
業績によって、期末に決算賞与を支給しています。(好況の場合は中間決算賞与もあり)
決算賞与は定額支給だけではなく、それにプラスして個人の売上額の一定額を支払う仕組みになっているため、人によって支給額は異なりますが、基本的に「営業利益の20%程度を従業員に還元する」という会社方針となっており、ここ数年の実績としては、概ね平均して基本給の2~6ヶ月分の金額が支給されています。なお、決算賞与は会社業績が良ければ支給されますが、悪い場合は支給されないこともありますので、従業員一同で業績向上に向けて頑張る励みにもなっています。
- 仕事はやりがいを感じられるものですか?
-
やりがいは与えられるものではなく、自分で見つけるもの。
最新の技術と自分の頭を最大限に使い、皆に喜んでもらえるようなシステムを作ることはエンジニアにとって至高の喜びであると考えています。会社としてはそういう場を提供しているつもりではありますが、それが合う合わないについては個人の適性によるところもあると思われます。
会社としては個人個人に対して、その人に合った仕事を任さられればと常日頃から考えていますので、もし入社後にやりがいを感じられないと思った場合は、ぜひ会社や上司に相談してください。
なお、当社には「コーダー」や「テスター」と呼ばれるような、工程の一部だけを選任する分野の従業員はほぼ存在しません。チーム開発においても、あくまで「自分で考えたシステムを自分で作り上げてテストまでを行う」のが基本スタイルとなりますので、時代遅れの仕様書に合わせた実装をすることなく、最速で機能的な開発を実施してください。
- 新卒や途中入社でも、幹部になったり出世の機会はありますか?
-
はい。一緒に会社を成長させましょう。
もちろんです。当社は年功序列や経験年数よりも個人の能力を最重視しています。
能力やセンスが高ければ、若くても経営側や管理側に回っていただいたり、上級エンジニアとして大きな開発を任せられることも可能ですので、ぜひ会社と一緒に成長していきたいと思える方の入社をお待ちしています。
- 残業や休日出勤はありますか?
-
スケジュール管理を徹底し、残業は最小限に。
仕事上、どうしても仕事の進み具合やトラブル等の理由で残業が発生することはありますが、なるべくスケジュールの管理を徹底して、残業や休日出勤などは発生しないようにしています。
参考までに、平均的な残業時間は月20時間程度で、休日出勤等についても年間1~3回あるかどうかだと思います。
- 育児休業・介護休業・産休制度はありますか?
-
法律で決まっていますので、もちろんです。
当社ではこれからの未来を担う、子育て世代を応援しています。
そのため、家族の時間を大切にしてほしいとの考えがあり、労働基準法に則り、育児休業(育休)制度や介護休業制度、産前産後休暇(産休)制度を完備しています。
男性社員でも社内での育児休暇取得率はほぼ100%となっており、最長6か月の育児休暇を取得した実績もあります。
その他にも、女性向けに生理休暇制度等も存在します。
- 社内や周辺に保育施設はありますか?
-
社内に託児所などの保育施設はありませんが、企業主導型保育園が利用可能です。
当社が加入している社会保険では、政府主導の企業主導型保育事業を利用して、地域枠とは別に企業枠での保育園利用が可能となっています。
そのため、地域枠の抽選に外れた、申し込みが間に合わなかった、所得が多くて認可保育園が利用できないなどの場合であっても、要件さえ満たせばご自宅の最寄りの企業主導型保育園を利用することが可能です。
企業主導型保育園についての詳細は、お住まいの自治体にお問い合わせください。
- 有給休暇は取りやすいですか?
-
そもそも取れない理由が分かりません。
原則的に事前申請とはなりますが、法律で定められている通り労働者に対して付与される有給休暇申請が却下されることは基本的にありませんので、業務に影響がない範囲で自由に取得していただいて構いません。
ただし、例えば納期直前にもかかわらず自分の担当分が終了していないに突然長期間の有給休暇を取る場合など、他の社員やお客様に多大な迷惑をかけるケースは法律の範囲(労働基準法に定める時季変更権)で申請が却下される可能性もありますので、その点はご了承願います。
なお、有給休暇以外にも慶弔や引越などで支給される特別休暇も存在します。
- サービス残業はありますか?
-
ありません。残業代は全支給。
サービス残業はありません。残業代は全て支給します。
ただし、残業は上司命令または本人が希望する場合は承認制(あらかじめ上司に申請し、上司の許可を得た上で残業をする)になります。(システムトラブル等の緊急時は事後申請でも可)
そのため、緊急性が低いために当日残業する必要性がなかったり、自分がダラダラと仕事をしていたために間に合わないだけで通常通り仕事をすれば翌日以降に回復可能である場合等は、上司が残業の必要性がないと考えて残業許可が出ないことがあります。そのようなときは無駄に会社に残らず、明日に備えて帰宅して翌日また頑張ってください。
なお、機密漏洩を防ぐために、当社では自宅に持ち帰っての作業等は禁止しています。
家に帰ったら十分な睡眠と趣味でリフレッシュを行って、休息に努めてください。 - 退職金制度はありますか?
-
はい、独自の退職金制度を整備してあります。
長く在籍したり、責任あるポジションに就いてもらうほど、高い退職金が受け取れる仕組みになっていますので、ぜひ中核メンバーとして一緒に会社を支えて下さい。
- このFAQは真実ですか?
-
はい、真実のみを記してあります。
発展途上の会社であるため、制度が不定期に変更になることはありますが、原則的にここに書いてあることはすべて真実であるため、入社後に「話が違う!」と思われることはまずないと思われます。
口コミサイトなどでこのFAQに記載の内容と異なる情報があった場合、それは在籍時期が昔であるために古い制度が残っていたためか、当社に在籍したことがない人間が何らかの目的で偽りの情報を投稿しているのだと思われます。
特に当社では「良い」と思った制度は財政や法律が許す限り積極的に取り入れるようにしていますので、そういったサイトの情報はあまり当てにせず、本サイトの情報が最新の正しい情報であるとお考え下さい。